3年でエリート公務員辞めた結果…

月間30万PV以上!元国家公務員(総合職・旧1種)による備忘録。通称「さんエリ」

集中したい時に集中する方法

頭の中が常にざわついている

 2回目の法科大学院適性試験も終わって、他の方々のブログを見ていると、こんな記事が。

 頭の中に並列的に複数の思考が走るというのは、全てがFになるの犀川先生みたいでかっこいいですね。

すべてがFになる (講談社文庫)

 私も最近は落ち着いてきましたが、以前はこちらに書かれているような、頭の中がいつも騒がしい状態が延々と続いていました。

 一番ひどかったのは、中学生時代。真面目なことばかり頭に浮かんでくるならいいものの、勉強中でも本を読んでる時でも容赦なく、テレビゲームのこととか情動的なこととかしっちゃかめっちゃかに浮かんできてました。特にピアノを弾いてる時が最悪でした。目の前にあるはずなのは楽譜なのに、いろいろな情景や言葉が、画像イメージなり音声なりで浮いては消えてを繰り返します。

 でも、これって頭が働いている証拠だと思うんですよね。乱立する思考のベクトルが統一されていないだけで、頭はフル回転している。その証拠に、仕事で睡眠時間2,3時間が何週間も続いていた頃は、全然騒がしくありませんでした。そのかわり、肝心の頭の中心が、どんなにアクセルを踏んでもクラッチが全くひっかからないような、酷い状況ではありましたが。

心を落ち着けて集中する方法

テストなどの大事な場面で

 頭の中でざわついていても普段はいいのですが、困るのがテストとかに集中したいとき。

 幸いなことに、そんな時の対処法に中学生の時に出会うことができました。高校入試の対策で国語を勉強している中で、お坊さんが座禅を組んでいる時に集中する方法が記載された文章をたまたま読んだのです。

 その対処法は、目をつぶって、腹式呼吸をし、呼吸の流れのイメージを頭の中に思い描くこと。口から入って、喉を通り、肺にたまって、もう一度喉を通って口から出て行く、その流れを自分の呼吸に合わせてリアルタイムで頭の中に描き出すのです。脳内のイメージなので、カラーはそれぞれでいいと思うのですが、私の背景画像は黒、体の中を流れる風は蛍光色の緑でイメージすることが多いです。

 万が一、この作業をやっている時にもし雑念が生じてきたら、その雑念は受け流して思考の外に弾きとばします。

 文章を読んだ時は半信半疑だったのですが、実際にやってみるとビックリ! 本当に集中出来るではありませんか。

 様々なベクトルに向かっていた脳を、一つの方向に向けて動かすことができるようになり、問題もスラスラ解けます。

 もちろんこれがずっと持続するわけではなく、試験が終了するなど、緊張がほぐれるタイミングが来ると、また好き勝手に頭は動き始めることになりますが…。ここ一番という重要な場面では、本当に重宝しました。

 仕事が大変だった時に、頭をスッキリさせるためには瞑想がいいと言われ、Kindleで人気ということで手を出した「始めよう瞑想」にも共通するような瞑想の方法が記載されていました。

始めよう。瞑想:15分でできるココロとアタマのストレッチ (光文社知恵の森文庫)

勉強などの日常の場面で

 上で述べた集中する方法は、非常に効果があるのですが、集中に至るまで最低でも5分はかかりますし、緊張が続かない状況では効果が長続きしません。そのため、普段行う勉強などでは役に立ちにくいのが悩みです。

 そこで、そんな日常的な場面で実践するのは、全く別の方法。

 それは、「周りに置くものを必要最小限にする」ということです。

 周りに色々な情報源があり、文字や絵として目から脳に入ってくる情報が、脳を刺激し、それに応じて脳が好き勝手動き始めるのだと思います。

 そこで、脳にそんなきっかけを与えない環境を作ればいいのです。

 実際、現在私が勉強している部屋には、勉強に必要な参考書と筆記用具しかありません。スマホもノートパソコンも絶対に持ち込まないようにしますし、それ以外の雑多な本も絶対に置かないようにしています。

 こうすると、無駄に頭が動くことなく、自分がやりたいことに集中できます。

 ただし、この方法の難点は、会社などのオフィスでは実現しにくいことです。

 職場には多くの関係のないものや書物が置いてありますし、多くの人がいて多くの人が話をしています。職場でこの方法を実践するためには、部屋を単独で持てるような幹部になるか、独立独歩の個人事業主になるしかありません。

 以前の環境で、職場の雑音の中で仕事をしていた時は全く集中できませんでした。自分宛以外の電話の音とか、本当に邪魔なノイズでしかないですね。こんな雑多な環境で仕事に集中できる人は、本当に尊敬します。

 実はこのことが、私が省庁での仕事を辞めて、個人事業主としての可能性を秘めた弁護士を目指している理由でもあるのです。

 ということで、最後は話が逸れてしまいましたが、私の「集中したい時に集中する方法」でした。もしどなたかの参考になれば幸いです。