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3年でエリート公務員辞めた結果…

月間30万PV以上!入省3年で総務省(総合職・旧1種)を退職した元国家公務員のブログ。通称「さんエリ」

宅配ボックスが普及すれば配送業者も楽になるのに

トミカ No.59 いすゞ エルフ 佐川急便 ブリスター

宅配業者の例の問題

 最近話題になっている、配送業者の動画をテレビのニュースで見ました。

 いくらイライラが溜まっていたとは言え、業務として賃金を受け取って行って配送を行っているのだから、他人の荷物にその矛先を向けるのはどうかと思いますが、実際に現場で配送をしている方々の負担が大きくなってしまっているのは確かなことなのでしょう。

 私も通販なりお歳暮なりでよく荷物を受け取っていますが、現場で配送を担当している方の多くはとてもいい方です。あの動画の配送員の行動は極めて稀なものだと信じていますが、私が接している配送員の方々も日々、大きな負担を抱えながら笑顔で配送をしてくださっていたのだということを改めて感じました。

 

 さて、配送員負担増大問題については恐らく色々と原因があって、改善の手立ても様々あるのだと思います。

 こういうときよく議論されるのが、配送業者が抱える問題。

  

 たとえば、それは次のような感じです。

 ネット通販の普及により配送量が増えたことで負担が大きくなったっていうのならば、それだけ現場の人員を増やせばいいはず。

 現場の人員を増やそうと思っても求人への応募がない、むしろ人が辞めていく、というのであれば、応募がない理由なり人が辞めていく理由なりを突き止めて対応すればいいはず。

 人員を増やすためには待遇をあげる必要があるけれど、待遇をあげるための資金がない、というのであれば、大口の契約を中心に、更新の際にその内容を見直すことで、資金を確保するための手を打つことができるはず。

 いやいや、契約内容を見直すことなんて無理だし、問題の解決なんてできませんよ、だってこれは社会構造的な問題なんですよ、なんて反論もあるかもしれないけれど、それならどうして、特定の会社でこんなに問題が頻発しているのでしょう。競合他社と比べて有意的に問題が多いのであれば、社会構造だけに原因を求めることはできないはずです。

 これはもっともで、そういったアプローチも当然検討すべきなのでしょうけれど、これらはあくまでも、企業の側が対応すべき問題であり、配送サービスを享受している個人が手を打つことができるものではありません。

 一人ひとりが、「あの業者はよくない」などと目くじらを立てたところで、配送現場の環境が改善されることを期待することはできません。

 日々接する配送員の方々に気持ちよく働いてもらうことを願うのであれば、そんなことよりももっと簡単に、個人でできる工夫があるはずです。

宅配ボックス

 それが、宅配ボックスです。

 手紙や封筒が郵便受けに届けられるように、宅配ボックスがあれば、宅配便のような大きい荷物を無人で受け取ることができます。

 新しいマンションなどでは設置されているところも多いですね。

 通常、宅配便の配送を行っても届け先が不在の場合には、不在票を入れて荷物を持ち帰り、家の人が帰り次第再配達を行う手順になりますが、宅配ボックスがあれば再配達が不要になります。

 

 特に一人暮らしの場合には、日中家に誰もいなく、通常の配送では受け取れずに再配達で受け取るのが当たり前になっている方も多いのではないでしょうか。

 本来1度の配送で済むにも関わらず、再配達となればそれが2度3度の手間になってしまうのですから、この「再配達」も配送現場の方々にとって大きな負担となっているものと思われます。

 実際、例の動画も、配達先が不在で荷物を持ち帰っているときの行動だったようですしね。

 

 配送員の方の負担を減らしたいと願う方は、宅配ボックスを設置してみてはいかがでしょうか。

 最近では、マンションだけでなく、戸建の場合にも設置できる宅配ボックスが比較的安く発売されています(と言っても数万円ですが…)。

 きちんと固定して設置すれば荷物を盗まれる心配もありませんし、宅配ボックスにより受け取る側の手間も減らすことができます。集合住宅でも、宅配ボックス備え付けのところがもっと増えるといいですね。

 現在各社が検討しているという再配達有料化が実施されたとしたら、宅配ボックス導入が促進されるかもしれません。

 なお、宅配ボックスがいっぱいの状態では、荷物を預けることができません。こまめに中身を確認してくださいね!