芦田愛菜さんは本当にすごい!
芦田愛菜さんって、本当にすごいですね。
中学受験で、御三家の1つである女子学院と、慶応に受かるとは(あくまで又聞きベースですが)。
これが慶応だけの合格だったら特別枠の存在を疑うところですが、女子学院は伝統ある実力主義の学校ですから、演技力などを特別に評価して加点したりということはないのでしょう。
これは、芦田愛菜さんが、自分の努力だけで名門校の合格をもぎ取ったという証。
驚きなのは、芸能活動の傍らに受験勉強を行っていて、これだけの成果をあげたということですね。
2017年1月から放送中のフェイクドキュメンタリー「山田孝之のカンヌ映画祭」では主演を務めてますから!

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山奥の森林での撮影に連れ出されたり、急にフランスに行かないかと誘われたり、本人にしても親御さんにしても、スケジュール管理に並々ならぬ苦労をされたことかと思います(作品の中ではその大変さを一切にじませないのがさらに凄いところ)。
女子学院?慶応?
さて、芦田愛菜さんとその御両親にとって、女子学院に進学するか、慶応に進学するか、これは非常に悩ましいところでしょう。
個人的には、慶応に進学された方がいいのではないかと思います。
その理由は3つあります。
1つ目の理由
第1に、「芸能活動が許容されている」ということです。出世作「MOTHER」以来、人を引きつける素晴らしい演技を披露してきた芦田愛菜さんですから、是非芸能活動も継続して頂きたいです。
女子学院にしても慶応にしても、高校にはほぼエスカレーターで進学できるわけです。
どちらの学校に進学したとしても、東大受験に向けた勉強をするのは、高校に進学してからで遅くはありません。
中学時代の3年間は、好きなことに専念すべきです。その時、「芸能活動」が禁じられているのは、芦田愛菜さんにとっては大きな損失でしょう。
女子学院が芸能活動を許可してくれるのであれば別ですが、そうでないのであれば、慶応の方が望ましいように思います。
また、中学・高校在学中に、「勉学ではなくやはり芸能に専念したい」と決意した場合、慶応の場合は慶応大学への進学がほぼ保障されていますから、大学受験のための勉強に時間を割く必要がないというのも、メリットかと思います。
2つ目の理由
第2の理由は、「人とのつながり」です。
あくまでも勝手な想定ですが、最終的に東京大学に進学すると想定します。
女子学院に進学した場合、その半数はそのまま東京大学に進み、高校の同級生はそのまま大学の学友となります。
一方で、慶応に進学した場合、その大半はそのまま慶応大学に進み、東京大学に進学した芦田愛菜さんは東京大学で完全に新しい学友と触れ合うことになります。
そうした場合、慶応に進学してから東京大学に進学した方が、より多くの人と繋がりを持つことができるということです。
現代の日本の政治行政界において東京大学が力を持っている一方、経済界においては慶応大学がかなりの力を持っています。もし慶応から東京大学に進学すれば、そのどちらの学閥の力も使いこなせる存在になれるのです。
3つ目の理由
第3の理由は、「芦田愛菜さん自身の実力は既に証明されている」ということです。
普通の人であれば、女子学院と慶応に合格した場合、女子学院を選択することでしょう。なぜならば、その方が自分の実力を世間に対して示しやすいからです。
だって、自分の学歴を説明する際、「〇〇に進学しましたが、××にも合格しました」とは普通言いませんから。
しかし、芦田愛菜さんの場合、既にニュースでその実力が周知されています。
そうであるとすれば、普通の人よりも、女子学院に進学する必要性が薄れるからです。
と、理由を3つ述べて来ましたが、これらはあくまでも上っ面のうすーい話。
どちらも素晴らしい学校であることは確かですし、実際には、学校の設備や生徒の雰囲気なども含めて総合的に考慮して判断する必要があるでしょう。同級生からの嫉妬への対応も含めた世渡りへの対応の面では、女子学院の方が過ごしやすいかもしれません。
シャーリーテンプル?
頭脳明晰な子役というと、一番に思い浮かぶのがアメリカのシャーリーテンプルです。
ノンアルコールカクテルの名称の由来にもなっている彼女は、少女時代に映画スターとして活躍しながら、大人になってからは外交官として活躍しました。
芦田愛菜さんには、彼女のように、多分野でその才能を発揮して欲しいです。
以前と比べて、現代社会はマルチな才能を発揮しやすい環境になりました(内科医として勤務されながら、東京大学で法律学の教鞭をとっていらっしゃる米村滋人先生のような方もいらっしゃいます)。
しかし、どんなに優れた才能を持っていたとしても、一人の人間が使うことのできる時間は限られています。その才能を余すところなく発揮し、素晴らしい人生を送られるよう、芦田愛菜さんの御活躍を応援しています!