日本の若者の間でハロウィーンが流行することを嘆く大人は多いですが、そんな大人でも無批判に受け入れているアメリカンな習慣があります。
それが、
エイプリルフール
です。
ここ10年間におけるスマホやSNSの普及もあって、毎年4月1日には、名だたる大企業がこぞって、ユーモアを競うようになったみたいですね。
いや、うん、いいんだけどね。
楽しいし。
でもさ、ブロガーにとって、この風潮って少し辛くない?
だってさ、多くのメディアがエイプリルフールに便乗して面白いこと書いてるのに、普通の記事書いたとしたら、
「は? お前なんで普通の記事書いてるの? エイプリルフールは? ノリ悪ーww」
とか言われそうだもんね。
かといって、ちょっとネタに走ってみても、中途半端なネタでは単にイタイだけだし。
ほんとはさ、今日、年度初めということもあって、節目にふさわしい真面目な記事を投稿しようかと思っていたのに、ふとTwitterを覗いてみると、タイムラインはフェイク投稿だらけでさ。
正直、超笑ったよね。お腹をかかえて笑いまくった。
ユーモアのセンスある人ってやっぱりすごい!
で、ふと素に戻ってブログの記事編集画面を見ると、「何真面目な記事書いてるんだよ」って自分で思っちゃったもんね。
ということで、真面目な記事は明日以降に投稿することにして、今日はこんな開き直った記事を書いてみました(結局、エイプリルフールには乗っからないというw)。
おまけ 〜GoogleのApeアップデート〜
さて、ただの愚痴だけの記事になってしまっても読者に申し訳ないので、多くのオウンドメディア運営者に有益な情報を最後にひとつ。
本日、2017年4月1日の8時から11時頃(日本時間)にかけて、Googleの検索順位に大規模な変動があったということが、米国のネットメディアBuzz Geekによって報じられています。
今のところ、Googleから正式な発表はありませんが、国内でも次のようなメディアの検索順位が上昇していることが確認されています。
・虚構新聞
・アンサイクロペディア
・WELQ
一部では、今回のアルゴリズム変更をApeアップデート(エイプアップデート)と呼ぶ声もあります。
「嘘をつくことができる動物は人間以外に存在しない」という言葉もありますから、フェイクメディアの検索順位を上昇させる今回のアップデートの名称に、類人猿を示すApeを用いたということでしょうか。
Googleは、日本国内のキュレーションメディアに氾濫する不正確な情報を排除するために、記事内容の信頼性もドメイン評価の指標に取り入れるアルゴリズムの変更を、2017年2月に行ったばかりでした。
今回のアルゴリズム変更が、4月1日限りのものなのか、それとも今後も維持されるのかは不明です。いずれにしても、ネットメディアの運営者はその動向をウォッチする必要がありそうです。