3年でエリート公務員辞めた結果…

月間30万PV以上!元国家公務員(総合職・旧1種)による備忘録。通称「さんエリ」

赤門でテレビにインタビューされたけど残念ながら就活生じゃなかった

 今日は金曜日!

 学生風情が何を、と思われるかもしれないが、日々予習復習に追われている法科大学院生にとっても、金曜日の夕方は1週間の中で一番ホッとできるかけがえのない時間なのである。

 本当ならば、華金だとかプレミアムフライデーだとか言って飲んで騒ぎ尽くしたいところではあるけれども、それはあくまでも日々勤労に勤しむ社会人の特権。

 学生の私たちは、家に帰って一息入れた後、授業のためではなく自分のための勉強をするために机に向かうことになる。

 

 そんな私も例にもれず、金曜4限の刑法の授業を終えて、家に帰ろうと赤門を出たところで、知らない茶髪のお兄ちゃんに話しかけられた。

 手には、大きなビデオカメラを持っている。

「すみませーん。東京MXのものですが、今お時間よろしいですか?」

 

 ついに私もテレビデビューの時が来たかとも思ったが、実際のところ、東大生が赤門前でインタビューを受けるのはよくあること。ワンオブゼムになるために、大事な時間を割くのもどうかと一瞬躊躇したが、週末の余裕も相まってついつい快諾してしまう。

 しかし、話を聞いていくうちに、私が、このインタビュアーの求めている東大生ではないことに気付いた。

 彼は、就職活動をしている東大生を探していたのである。

 それにしても、一度社会に出て大学院に戻ってきた20代後半の私を就活生だと思って話しかけてくるとは、どういう選球眼をしているのだろうか。さすがはMXクオリティ。

 事情を説明して、私が就活生でないことを伝えても、相手はなかなか引き下がらない。何年生か?とか色々と尋ねてくる。

 どうやら相手は、法科大学院も普通の文系大学院の一種だと思って、就活に失敗したから大学院に行ったのじゃないかとか、大学院生も就活してるだろうとか、そんなことを思っているようなのだが、残念ながら私はそうじゃない。就職活動の前に、まず司法試験に受からなければならないのである(※)

 

 いっそのこと、就活生のフリをして相手が求める答えをしてしまおうかとも思ったけれども、さすがにそれは、万が一知り合いの目にとまった時が恐ろしい。

 

 結局、問答を繰り返した挙句諦めてくれたお兄さんのおかげで無事に解放されたけれど、あの後無事に就活生は見つかったのだろうか。

 

 MXのお兄さん、もしこのブログを見ていて、今後、社会人経由のロースクール生特集とか、大学院生ブロガー特集とかを組むときは、是非Twitterなどで御連絡を頂ければ、全力で対応させていただきます!(いまどきそんな特集ないか…)

 

※参考までに、実際に法科大学院生の多くは、司法試験を受ける前に弁護士事務所の就職活動をする。ただ、その事情はややこしいのでここでは省略した