パソコンが遅い、画面が小さい、キーボードが打ちにくい…
職場のPCを使っていると、どうしてもこうした不満が出てきますね。
私自身もそうでした。2015年中に使用していた職場のパソコンは、2013年に納入されたウルトラブックでした。2013年といえば、ウルトラブックの出始め。SSDではなくHDDでしたし、画面もフルHDではない。キーボードもストロークが非常に浅く非常に打ちにくい。極め付けは、排熱が弱く、すぐに熱を持って処理が遅くなること。
最近のITベンチャーなどでは自分の好きなパソコンを持ち込める制度もあるというのに、セキュリティの関係でそれもできないという(これは仕方ないか)。
ここまでひどい環境で、仕事のスピードを求められるというのは、ストレスでしかありませんでした。
そんな中で、少しでも快適に仕事を出来るよう、可能な範囲で様々なガジェットを試してきました。効果が出たもの、出なかったもの、様々ありましたが、今回は、導入により功を奏したガジェットを紹介したいと思います。
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キーボードを打ちやすくしてタイプミスを減らそう
- REALFORCE108UH-S(東プレ)
キーボードと言ったらこれです。東プレのREALFORCE。これ以上打ちやすいキーボードを他に知りません。
しかも、見た目は地味なので、職場の周りの人にもばれることなく高級キーボードを使うことができます。
REALFORCEには様々な種類がありますが、テンキーがあって、静音タイプのものが絶対にいいです。テンキーがあった方がいいのは、次に述べるローラーバーマウスとの組み合わせとの関係でもありますが、仕事をする上ではテンキーがあった方が圧倒的に便利です。数字の打ち込みだけでなく、エクセルで「行の挿入」をするための「Ctrl+"+"」のショートカットを使う上でも必須です。また、REALFORCEはタイプ音が大きいのが欠点ですが、静音タイプであれば周りの同僚に迷惑をかけることもありません。
キーボードのホームポジションに置きながらマウスを操作することで手を動かす手間を省こう
- ローラーバーマウス RollerMouse Pro(CounterDesign)
キーボードから手を離して、マウスを動かすのはかなりのタイムロスですよね。また、その動作が煩わしくてストレスや肩こりの原因になります。
そんな時に役立つのがこのローラーバーマウス。このマウスに行き着くまで、トラックボールマウスとかも試しましたが、やはり手をずらす手間を考えると、これが最強です。なお、画像ではキーボードも写っていますが、キーボードは別売りです。
サイズ的には、上で紹介したテンキーつきのリアルフォースとぴったりなので、ぜひこの組み合わせで使ってください。
マルチディスプレイで作業スペースを広げよう
画面が小さい人は、まず大画面のディスプレイに繋げましょう。画面が大きくなるだけで作業効率はぐんと上がります。特に、元々のパソコンがフルHD(1920×1080)でない場合は、フルHDにするだけで作業スペースが広がります。できれば、接続はHDMIで。
もし、HDMIとかDVI-Dとかの外部接続端子がない場合は、こちらがオススメ。
- MB169B+(ASUS)
ドライバのインストールは必要ですが、USB3.0一本繋ぐだけで、画面の拡張ができます。最初はインターネット・エクスプローラーが遅くなるといったトラブルもありましたが、ドライバのアップデートによりその問題が解消されてからは、不具合ありません。
すごいのは、最大で8個まで接続できること。
仕事柄A4縦サイズの書類を画面上で扱うことが多かったので、3つ縦置きで並べて使用していました。
マルチディスプレイにすると、本当に快適です。机の面積が3倍になるくらい便利です。だって、片方の画面でインターネットを閲覧しながら、もう一方の画面でワードファイルに入力できたりしますから。特に、Windows7以降では、「Windowsキー+↑」で画面の最大化をできたりしますから。
排熱の悪いパソコンを冷やそう
- ノートパソコン冷却パッド(E-PRANCE)
熱を持ったら冷やすしかありません。デスクトップPCであれば、簡易水冷に変えるとかそんなこともできるんですが、ノートパソコンはなかなか冷やす方法がありません。以前、クーラーパッドは効果のないプラセボだと思っていたんですが、これはきちんと効果があります。
その他の方法
この他にも、職場のルールやPC環境が許すのであれば、CPU交換やSSD化、メモリ増設、水冷化といったことができます。ただ、なかなかそこまでできる職場はないかと思います。
そんな場合でも、上にあげたグッズを導入するだけでも、導入前より格段に作業が快適になるので、是非導入してみてくださいね。