AKG K701とは
AKGは1947年に音楽の都ウィーンで設立された伝統あるヘッドホン会社です。
ドイツのゼンハイザーと並んで、ヘッドホン業界の二大巨頭とされています。
ドイツ語読みで、「アカゲ」と呼ぶ人も多いです。
そんなAKGのヘッドホンの中で、私が愛用しているのが、K701。
アニメ「けいおん!」の中で澪も使っていたから、「澪ホン(みおほん)」とも呼ばれています。
K701の特徴(綺麗な高音)
そんなK701の特徴は、高音が綺麗だということ。人の声は男性でも女性でも、高音域に属するので、その声がとても綺麗に聞こえるんです。
また、普通のヘッドホンでは聞こえないような、伴奏のギターの音、弦をかする音、すべてが繊細に聞こえます。
だからこそ、ミスチルにとっても合うのです。
そんな特徴は、オープン型であるこのヘッドホンから生まれてきます。オープン型であるため、屋外で聴くのには適していません。音漏れしますから。
あくまで屋内で綺麗な音を聞くためのヘッドホンです。
しかし、家の中に高級なオーディオシステムを構築するよりも何倍もリーズナブルです。このAKG K701と同じくらいの音響システムを構築するためには、20万〜30万かかると言われています。それが2万円程度で手に入るのですから、買わない手はありません。
K701の能力を全開するために
K701は高級ヘッドホンですから、そのままイヤホンジャックに繋いでもその能力をすべて発揮することはできません。ではどうすれば発揮できるのか。
それは、アンプを使うのです。アンプというと、エレキギターのものを想像するかもしれませんが、それと似た様なものです。パソコンやスマホから出力される微力な音情報を、アンプで増幅させるのです。
しかし、普通のパソコンにアンプをつなぐとパソコンから出る電波により、音にノイズが混ざってしまいます。それを防ぐために、USB-DACと呼ばれる種類のアンプがオススメです。
私が愛用しているのがこちらのHP-A3。
本当はもっと高いアンプはたくさんあるのですが、入門者にはこちらがオススメ。これでも、K701の能力を十分に解放してくれます。
K701の能力を存分に味わうために
ヘッドホンとヘッドホンアンプを揃えれば、ハードは十分です。
しかし、ソフトがなければその能力は一切発揮できません。
そこでオススメするのが、ミスチルのBlu-rayです。
なんとミスチルのライブBlu-rayは、CDよりも高音質・高解像度で収録しているのです。
ミスチルの20周年記念ライブのポップザウルスもいいですし、私が最もおすすめするのが、Sense(in the fieldじゃない方)です。深海とかシーラカンスの流れで、ギターがとても綺麗に聞こえるのです。
ミスチル以外でいうと、サカナクションも音にこだわっているのでおすすめです。こちらはバイノーラル録音(あたかもその場に居あわせたかのように聞こえる収録の仕方)でもあります。
SAKANAQUARIUM 2013 sakanaction -LIVE at MAKUHARI MESSE 2013.5.19-(Blu-ray Disc)(通常盤)
出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
ということで、これまで音にこだわったことのない方、音に興味のある方、ぜひK701を試してみてください。その心地よさに心を奪われますよ。