ベッキーの「ゲスの極み乙女」川谷絵音との不倫報道ってどう??
ベッキーの不倫報道を見ていて思うのは、「たまたま多くの偶然が重なったことで、こんなにも炎上して、無関係の人にも叩かれて可哀想」ということだ。
重なった偶然を上げてみるとこんな感じだろうか。
- 交際相手が所属するバンドが「ゲスの極み乙女」という不倫報道にピッタリな名称だったこと
- 「ゲスの極み乙女」が、ドラマ「すべてがFになる」の主題歌などでちょうど売れてきたタイミングだったこと
- LINEによる通信が主流になっていたこと
- 清原の覚せい剤報道、甘利前大臣の収賄疑惑報道、SMAP解散報道などで、週間文春をはじめとしたメディアに多くの国民の目が集まっていた上、これらの問題はあっけなく幕を閉じたこと
相手がゲスの極み乙女のメンバーでなければ、「ゲス不倫」などの過大なイメージ報道がなされることもなかっただろうし、そもそも「ゲスの極み乙女」の知名度が低ければ、「そんなバンド知らない、ふーん」で済んでいただろう。
また、LINEが普及する前の、メールで連絡を取り合っていた時代であれば、一連のやりとりが画面で流出することなく、「卒論」のワードで取り沙汰されることもなかったかもしれない。
さらにタイミングが悪かったのは、同時期に騒がれていた清原の覚せい剤使用や、甘利大臣の収賄、SMAP解散といった、ワイドショーのネタが、比較的短期間で終幕してしまったことだ。清原はすぐに逮捕されてしまったし、甘利大臣は報道直後に辞任、SMAPは早々に事態を収集した。衆目を集めるだけ集めたマスコミが、集めた視線を維持するために用いたのが、ベッキーだったのだと思う。
頑張る女性代表のベッキーを応援したい
私自身としては、ベッキーを知ったのは小学生の時。朝に放送されていた子供向け番組「おはスタ」でのことだ。
14歳で芸能界入りし、学業と両立させながら大変だっただろうけど、常に明るく振る舞って、バラエティ番組からゴールデンタイムのドラマまで幅広く活躍していたベッキー。人生をかけてここまで頑張ってきたというのに、たまたま好きになってしまった人が妻帯者だったからといって、メンタルにくるほどの仕打ちを受ける必要があるのだろうか。
もちろん、不倫によって与えた損害を賠償するために、相手川谷絵音の元妻には謝罪をし、慰謝料を払うなど、それ相応の対応をしなければならない。しかし、元妻以外に、ベッキーの不倫によって誰が損害を被ったというのだろうか。
これが、恋愛禁止を謳っているAKB48などに所属するアイドルがやってしまったなら話は別だが、ベッキーはアイドル色を前面に出して活動していたわけでもない。不倫報道を引き立てるために、マスコミは「清純派キャラ、ベッキーによる不倫」と煽り立てていたが、そもそもベッキーを清純派キャラとしてみていた人がどれくらいいたのだろうか?
マスコミの報道に乗せられ、テレビで活躍する女性を妬んで、叩いて、ボロボロにする世間は、意地が悪すぎる。
もっと、ベッキー擁護論も強く主張されて世の中に広まればいいのにな♪