マツダロードスターRF
ニューヨーク国際自動車ショーで公表された、マツダロードスターNDのリトラクタブルハードトップモデル「RF」。
ソフトトップモデルのロードスターNDは、幌の開閉も一瞬でできて、それはそれでいいかなとも思ったのですが、やはりトンネルを通るときとか、ハードトップの方が静音性があっていいですよね。結局、オープン状態で走る機会って少ないですし。
私が免許を取った時、ロードスターはもうNCに移り変わっていたのですが、レンタカーで乗ったNCには十分に人馬一体性が感じられました。大型化して、従来のロードスターファンには不評だったのですが、それでもです。あの体験をしたからこそ、オープンカーに憧れるようになりましたね。そして、クイックに反応する車の良さを知りました。同じくマツダレンタカーでRX-8を借りましたが、それよりもロードスターの方が何倍も運転していて楽しかったです。
ロードスターNDも、レンタル開始直後に借りて乗りましたが、NCよりも取り回しやすくなって、大人が公道で遊ぶおもちゃとして買うにはいいですね。アクセル踏み込んでもあんまりスピードが出ないので高速道路にはあまり向きませんが。あと、やっぱりマツダの「i-STOP」はちょっと気持ち悪いかなあ。停まるたびにエンジンが止まって、運転し始めるたびにエンジンがかかる音がするのは、せわしない感じがします。
でも、NDのハードトップモデルであるRFは、そのフォルムが本当に綺麗ですね。
後ろをあえて残して、フルオープンにしないことで、オープンカーのデメリットをできるだけなくし、顧客に言い訳できないようなモデルにしたといいます。人によっては、後ろが開かないのは嫌なのかもしれませんが、マクラーレン650Sを彷彿とさせるフォルムでかっこいいと思います。
日本では、2016年10月に発売予定とのことです。
トランクもたっぷり収納できるようになっているようですし、欲しくなっちゃいますね。