18歳の学生David Dworkenがアメリカ国防総省のホームページにハッキング
18歳のアメリカ人学生であるDavid Dworkenが、アメリカ国防総省のホームページに6つのバグを発見して、ハッキングを行いました。
これだと、よくあるハッキングの記事と同じです。しかし、面白いのは、今回この少年に対して国防総省がとった対応です。
なんと、国防総省はことを荒立てることなく、アメリカに敵対する組織が発見する前にウェブサイトの脆弱性を発見してくれたことについて、少年に感謝を述べたそうです。
こんな、漫画「ブラッディ・マンデイ」みたいなことが起こるんですね。
ブラッディ・マンデイを知らない方のために補足をしておくと、天才ハッカーの主人公高木藤丸が、警察等公的機関へのハッキングをきっかけに、警察に協力してテロリストを追い詰めていくお話です。
海外ドラマ24が流行していた頃で、24へのオマージュも多く見られたので、個人的には大好きな作品でした。
三浦春馬さん主演でドラマ化もされました(シーズン2まで!!)。
ドラマの中で、主人公高木藤丸が使用していたMicrosoftのグニャグニャしたキーボード(Natural Ergonomic Keyboard)に憧れて購入したのはいい思い出です。
使っていたかなり楽しいキーボードでしたが、東プレのキーボードの快適さに負けて、今は押入れに眠っています。
ちなみに、ハッキングというとこのドラマの中でもCUI(キャラクター・ユーザー・インターフェース。黒い画面に文字だけで操作するUNIXとかの例のアレ)で行っていて、多くの人のハッキングについて有しているイメージはあれだと思うのですが、実際に今時のハッカーはGUI(グラフィック・ユーザー・インターフェース。いつも私たちが使ってる、マウスとキーボードで操作する画面)でやるらしいです。
大学生の頃、彼らに憧れてUNIXを勉強していたのに、残念です笑
戯言シリーズの玖渚友とか、ダンガンロンパの不二咲千尋とかも、イメージはCUIですね。
現実のハッカーを表現しているのは意外に、24のクロエだったりしませんね。
最後に一言付け加えておくと、多分日本の警察や防衛省は、アメリカみたいにこんな寛大な措置はしてくれないと思うので、くれぐれも日本で真似をしないようにしてくださいね。アメリカは、司法取引文化があるからこそ、こういう措置も認められるのでしょうから。
(情報ソース)