福士蒼汰がお迎えデスで見せた驚異的に高い演技力！

福士蒼汰の演技力が高い！お迎えデスがついに最終回

　福士蒼汰と土屋太鳳が主演しているドラマ「お迎えデス。」

　原作は1999年頃の作品で、最近再始動したものですが、福士蒼汰と土屋太鳳の好演により、素晴らしいドラマになりました。

　内容はよくある幽霊ものなんですが、見所は福士蒼汰演じる堤円（つつみまどか）が幽霊に憑依されるシーン。

　幽霊としては、老若男女問わず、様々な人が出てきて、その全てが福士蒼汰に憑依するのですが、憑依された後の福士蒼汰の演技がものすごく上手い。憑依前の本人と、憑依後の福士蒼汰の演技に連続性を見いだせるほどです。

　ちなみに、福士蒼汰に憑依したのは次の通り。

伊東四朗

加部亜門

今野浩喜

藤田弓子

寺島進

観月ありさ

福士蒼汰はかっこいいだけだと思っていた

　福士蒼汰さんは、ものすごいスタイルが良くて、顔も良くて、声もよくて、でもそれだけの俳優だと思っていたのですが、「お迎えデス。」を見てその印象が変わりました。

　憑依された時、お婆さんの役でも頑固なおじいさんの役でも若い女性のキャピキャピした役でも、堂々とその役になりきって演技する姿は圧巻でした。普段演じている冷静な理系男子とのギャップがまたすごいんですよね。あんなにテンション低かったのに急にテンション高っ！みたいな。

　こんなに多様な演技を見せられるなんて、本当にすごいなと。

　毎回、今回は福士蒼汰さんがどんな演技を見せてくれるのかを楽しみに見ていた番組だったので、最終回を迎えてもう終わりになってしまうのが残念でなりません。

　正直な話、「ストロボ・エッジ」とか、「好きっていいなよ。」とか、他の福士蒼汰さん主演作品を見たときは、そんなにその演技力の高さを感じることはなかったのですが、お迎えデスのおかげでその際立った演技力が世に知れ渡ることになったと思います。

　福士蒼汰さんは、男性から見ても、かっこいいけど嫌味が一切ない爽やかな方なので、今回のドラマを機に、もっと、ドラマへの出演が増えるかもしれません。

　どちらかというと、シリアスものよりは本作のようなコミカルな作品に向いているのかもしれませんが、生田斗真さんのように、シリアスもので活躍できる俳優になって頂きたいですね。