イギリスのEU離脱国民投票の当日に嵐が直撃しているイングランド南部
確かに、日本のマスコミだって、今回のイギリスのEUからの独立を問う国民投票が荒れることになるだろうとは報じていましたが、一体誰が予想していたのでしょうか。まさか本当の意味で「荒れる」とは。
投票日当日の23日、イギリスの特に南部にはなんと激しい雷を伴う嵐(ストーム)が直撃しています。嵐によって河川が増水し、場所によっては車が通行できないほど浸水している地域もあります。
Follow the latest news on travel disruption following storms in southern England https://t.co/FodJgCwfbb pic.twitter.com/Ea2nSNVlPF
— BBC News (UK) (@BBCNews) 2016年6月23日
現地は、レスキュー隊がボートで駆けつけて住民を救出するほどの騒ぎになっています。
!!!ZUMBA CLASS CANCELLED!!!!
— Louise Adams (@LouLouFitness) 2016年6月23日
Due to the thunder storm last night Goodmayes Baptist church hall has been flooded... https://t.co/ThqIJoZSVW
現地での嵐の様子を表したBBC(英国放送協会)の地図は次のとおりです。
Travel disruption and floods in South East after storm https://t.co/3rMjUcOFoF
— BBC News (UK) (@BBCNews) 2016年6月23日
この大雨により、イギリスのバーキング地区にある一部の投票所では、一時、床上浸水により投票が行えなくなったとして、投票所の場所を移転したりもしています。
しかし、投票自体を中止している投票所はありません。この雨による国民投票全体の中止・仕切り直しは今のところ報じられていませんし、中止することはないでしょう。
むしろ、BREXIT問題は、イギリス国内において、嵐程度ではビクともしないような熱気を帯びています。どのような結果が出るにしても、負けた側が雨を理由にすることは考えにくいと思います。
(情報ソース)