24日午前9時7分時点 離脱派優勢か。残留派の出足は不調
イギリスのEU離脱に関する国民投票において、24日午前9時7分時点(日本時間)では、開票率2.4%。残留派が46.1%、離脱派が53.9%と、離脱派がやや優勢となっています。
YouGovによる事前調査においては、残留派が52%で上回っただけに、予想外の展開なのではないでしょうか。
今朝のNHK等の報道においては、残留派が強い地域の開票が早い時間帯に行われることから、最初は残留派の票が優勢を示し、後半になって独立派の票が増えるということが予想されていましたが、全く異なる様相を示しています。
これは、もしかすると、イギリスのEU離脱が実現するかもしれませんね。
なお、投資家の皆さんは、今日のような日には市場に手を出さない方がいいと思います。当初の予想と異なることで、今日の市場は乱高下が激しいです。特にFXをやられている方は、特にイギリスポンド(GBP)はただでさえ動きが激しい通貨で、今日はそれに拍車がかかっています。荒れる日に手を出すのは避けるのが賢い選択です。
各地域の投票状況(24日午前9時07分次点(日本時間))
各地域における投票状況は次のとおりです。
イングランド(England)残留派226,876票:離脱派242,887票
北アイルランド(Northern Ireland)残留派32,064票:離脱派8,905票
スコットランド(Scotland)残留派21,880票:離脱派14,929票
ウェールズ(Wales)未集計
(情報ソース)
EU Referendum Results - BBC News
EU referendum results live: Early votes give huge boost to Brexit chances