新形式のTOEICを受けてきた!(2016年6月26日)
本日2016年6月26日、新形式のTOEICを受けてきました!
新形式第1回の2016年5月は、法科大学院の適性試験とかぶって受けられなかったので、今回が新形式初体験です!
TOEICなんて、社会人1年目に職場で受けさせられて以来なので、3年ぶりです。久しぶりすぎて、緊張しました。当時より点数下がってたらどうしようって。
なんて言いながら、実際にはこのブログでもBREXIT問題で盛り上がってて、下の記事で3万円くらい参考書買ったのに、新形式の公式問題集を1回やる以外にこれといった試験対策をしていないという…。
で、実際受けてみた感想ですが、新形式だからと言って、特に何か変わるわけではないなっていうのが率直なところです。参考書や、TOEIC対策ブログとかでは、「リスニングで図の問題が導入されて大変になった」とか、「長文問題が増えて時間管理が大変になった」とか、色々と危機感を煽ってますけど、変更点なんて全体の5%くらいですし、印象としては何も変わってないです。
図の問題は、リスニング問題でどのように図が用いられるのかを、公式問題集とかで知っておけば、特に戸惑うことはありません。
時間管理の難易度も特に変わっていません。3つの文章を見ながら回答しなければいけない問題も、どれか一つの文章がすごく単純なので、これまでの2つの文章の問題と比べて大きく変わった印象はありません。今日も結局、10分くらい時間余りました。それくらい時間余ったので、PART5の問題を全部見直すことができました。
感触としては、適正試験終了後の2週間の間に少し英語を聞いていただけで、英語耳ができていなかったので、リスニングが8〜9割しかできてない気がするため、恐らく900点代前半しか取れていないと思います。
攻略法
来月もう一度受けるので、そのための備忘録として、攻略法のようなものを書いておきたいと思います。これから新形式の試験を受けるという方の参考にもなれば嬉しいです。
時間管理
TOEICを受けた事のある方ならわかると思いますが、TOEICで時間管理が必要になるのはリーディングだけです。リスニングは、音声の案内に従って進んでいくだけなので、誰がやっても時間通りに終わります。
リーディングの時間管理ですが、これまでのTOEIC対策と同様に、PART5とPART6を合わせて20分で終わらせて、PART7のために55分残すことを心がけましょう。55分あれば、余裕を持ってPART7を解くことができます。
これ以上細かく時間管理を意識する方もいらっしゃるようですが、ロースクール適正試験ほど時間かつかつの試験ではないため、細かく時間を区切ってしまうと、それを意識してしまう時間が逆にロスになってしまうと思います。
必要な対策は?
私が昔からTOEICのバイブルとしている参考書なのですが、ロバート・ヒルキさんの「直前の技術」はすごく参考になります。 2015年の改訂版は、2006年版からの改訂部分が少ないことからAmazonのレビューは低くなっていますが、この本を読んでいると、1問5秒で解く問題と1問20秒で解く問題とを見分けることができて、問題を解くスピードが劇的に改善されます。TOEICを初めて受ける方や、久しぶりに受ける人などは、必ず読むことをお勧めします。表紙には600点以上目標の方対象と書いてありますが、900点以上を目標にする人にも有効なテクニックが詰まっています。
TOEICの新形式は、初めてだと多少戸惑って難しく感じてしまうかもしれないため、新形式対応の公式問題集は必ず解くようにしましょう。
新形式の公式問題集は2回分しかないので、もっと模擬試験をやりたい場合は、旧形式の公式問題集がvol.6まで解きましょう。上述の通り時間管理の難易度は変わっていないので、旧形式の時間感覚に慣れれば、新形式でも時間内に解き切ることができます。
後は、下の記事でも書いていますが、英語に触れる時間をできるだけ長くすることが大事です。TOEICではリーディングとリスニングだけなので、好きな英語の本を読み、好きなアニメの英語吹替版の音声を聞いているだけでいいので、そこまで負担を感じないTOEIC対策としてお勧めです。
英語の本を読むのに何がいいのかわからない、という方に私がお勧めするのは次の3冊です。これらの本は、内容が感動的な上に、TOEIC出題レベルの単語知識で読むことができるので、TOEIC対策に最適です。なお、これらの本を読むときに大事なのは、単語を一つ一つ調べずに、分かる単語から内容を推測しながら読むことです。実際のTOEICテストでも、いくつかは知らない単語が出てくるので、文脈から単語の内容を推測する癖をつけましょう。
Norwegian Wood (Vintage International)
- 作者: Haruki Murakami
- 出版社/メーカー: Vintage
- 発売日: 2011/01/25
- メディア: マスマーケット
リスニング教材としては、個人的に外国人声優の吹替え技術が非常に高いコードギアスシリーズをお勧めします。海外の映画とかよりも、はっきりと発音しているので、とっても聞き取りやすいです(海外版は、価格がすごく安いので安心してください)。
アニメが苦手な方は、「アイカーリー」がお勧めです。「フルハウス」の現代版みたいな作品です。アメリカのティーン向け番組でスラングもありますが、英語も比較的聞き取りやすいです。
以上のことをやれば、最低でも900点は取れるはずです。
私も来月は900点代後半を取れるようにこれから1か月みっちり勉強するので、一緒に頑張りましょう!
(追記) 2回目の新形式受験で、新記録の960点を取ることができました!!実際に使った参考書の感想については次の記事に掲載しています。