イタリア中部のペルージャで大地震発生
2016年8月24日、イタリア中部にあるペルージャで、マグニチュード6.2の大地震が発生しました。
ペルージャの位置はこちらです。
この地域では、ユーラシアプレートとアフリカプレートが衝突しており、ヨーロッパの中では比較的地震が発生しやすくなっており、2009年にはM6.3のラクイラ地震が甚大な被害をもたらしました。
イタリアでこの規模の大地震が発生するのは、1980年のイルピニアの地震(M6.9)、2009年のラクイラ地震(M6.3)、2012年のイタリア北部地震(M6.0)以来です。
ローマでは、建物が20秒ほど揺れ続けたといいます。
8月24日20時現在(日本時間)、37人の死者が発見され、150人以上の行方不明者が発生しています。。
日本で発生する大地震に比べれば規模は小さいですが、地震対策の進んでいないヨーロッパにおいてこの規模の地震は致命的ともいえます。いち早い被害の解明と被害者の救出が望まれます。