はてなブックマーカーは味方
先日、私がブログを始めた頃から購読しているブロガーのポジ熊さんが、Twitter上で次のようなことをつぶやかれていました。
メタブで好意的な言及されてんのに、過去の惨事がトラウマになってるのか、メタブ通知が飛んでくると身構えてしまう切なさ_(:3」z)_
— ポジ熊 (@poji_higuma) 2016年9月29日
この気持ち、すごくわかります。ポジ熊さんがおっしゃっているのは「メタブ」で、はてなブックマークをはてなブックマークするという行為のことなのですが、私はポジ熊さんほどブログ歴がなく話題に登ったこともない私でも多少のメタブ経験はあります。
そして、私的には、メタブではなくて普通のブクマであっても、ブックマークコメントを見るときはどうしても怖いです。
ブックマークコメントが多く付く記事は、大きく分けて次の4通りだと思います。
①読者にとってとても役立つ記事
②読者にすごく共感される記事
③不適切な発言で炎上する記事
④賛成と反対で議論になる記事
この内、①と②の記事を書くのはすごく難しいので、ブログ運営中、コメントが多く付く記事の大半は③と④なのではないかと思います。
③の炎上については、どのブックマークコメントも攻撃的ですし、こちらの記事で書いたように気をつければ減らすことができるのですが、④のパターンは避けがたく、この場合でもコメント欄を見るのが怖いです。
世間で話題になっていることについてのオピニオンをブログに書くと、④のパターンになることが多いです。
記事内容に賛成の方は、温かいコメントを書いてくれて、記事内容がまともであれば賛成派が多数になるのですが、そうであっても、10コメント中1個紛れ込んでいるような苛烈なコメントを見ると、心が揺らぎます。
私は自分の中に揺るぎない価値観を持っているので、「傷つく」というよりも「反論したくてウズウズしたくなる」というのが正確なところですが(強がり)。
匿名のネット弁慶がはびこるオンラインの世界では、激高して苛烈なコメントを書いているような人に反論したところで有意義な結論が出ることは基本的になく、そういうコメントは無視して気にしないようにしているのですが、そうであっても、当該コメントに対する反論を脳内で組み立ててしまって、他のことに集中することができなくなってしまいます。
ですから、ブログに付いたコメントを見るのは心理的な壁が高かったのですが、最近、「はてなブックマーカーの大半は心優しい方なのではないか」と思うことがありました。
それが、昨日書いた次の記事と、
少し前に書いたこちらの記事。
投稿内容的にも、どちらかというとヘイトを受けやすいかなと思っていたので、複数ついたブックマークコメントを見るのが正直怖かったのですが、読んでみると批判コメントはありませんでした。むしろ背中を押してくれる方のコメントがちらほら(ツンデレっぽい方もいらっしゃいますが笑)。
傍論:2つ目の記事は、先日更新を辞められてしまったまなめはうすでも言及を頂き、嬉しかったです。
私が言いたいのは次のことです。
世界に多様な人がいる以上、はてブコメントでの過激な中傷が絶えることはありません。しかし、そのようなコメントばかりに気を取られるよりも、応援してくれる心温かいブックマーカーに感謝しながらブログ運営を続けていくことの方が生産的です。ブックマークコメントを付けなくとも、サイレントに応援してくれる人だって多いはず。いつも私の記事に温かいコメントを寄せてくださっている皆様、どうもありがとうございます! これからも応援や共感を頂けるような記事を書いていきたいと思います。また、はてブコメントでの中傷で傷ついているブロガーの方、それはあくまでもごく一部の声であって、みんながみんなそう思っている訳ではありません(もし批判コメントが9割を超えるような事態であれば、記事内容に問題があると思いますので、その場合は見直された方がいいと思いますが)。SNS疲れならぬブコメ疲れでブログを辞めてしまうようなことはなく、あなたを応援している方のためにブログを続けてください(最後、上から目線&説教っぽくてゴメンナサイ)。
(おまけ)
バズった記事や炎上した記事のコメント欄を見たくても怖くて見れない人のために、コメントの傾向を分析して(賛成コメント◯個、反対コメント◯個、コメントのないブックマーク◯個等)、賛成コメントだけ抽出するようなサービスを行うと言ったら需要ありますかね?? 興味ある方は御連絡頂ければと存じます。ただし、コメント内容をシステム的に判別するのは難しく手動になるため、処理能力に限界はありますが…。