キマグレン クレイ勇輝による「音霊」事業の話
2016年10月31日放送のしくじり先生3時間スペシャル
この日のしくじり先生は、高橋ジョージ・ムーディ勝山・クレイ勇輝の3人でした
テレビ的には、離婚問題について注目が集まる高橋ジョージを一番の主役にしたかったようで、1時間半ほど高橋ジョージに時間が割かれていたのですが、この日一番輝いていたのは、キマグレンのクレイ勇輝さんの話だったと思います。
クレイ勇輝さんは、歌手としてのしくじりではなく、「しくじり社長」のコーナーで、キマグレンのメジャーデビュー前から実施していた事業に関する失敗を語る先生として登壇されていました
クレイ勇輝さんが経営していたのは、「音霊(おとだま)」という「ライブハウス機能を有した海の家」で、最終的には騒音問題等が原因で新たに条例が制定され事業継続が困難になってしまったのですが、海の家を作るノウハウも資金も一切合切何もない状況から、どのように資金調達をして事業をスタートしたか、事業を成功させるために何をしたか、経営難に陥った事業をどのように捌いてクローズさせたかを、番組内で克明に語られていました
いつかの記事のように、文字起こししてもいいかとも思ったのですが、これは実際に動画を見てもらう方がおすすめです
文字にしてしまうと抜け落ちてしまう要素も多く、動画でその生々しさを味わった方が得るものが多いと思うからです
今ならTVerで見ることができますので、視聴期限が終わる前にご覧になってみてください。大体1:50:00あたりから、クレイさんの話です
番組の中では、「あまりにポジティブすぎるポジティブバカで周りに迷惑をかけてしまった」ということをおっしゃっていたのですが、そういう性格だからこそ事業を起こすことができたのだし、事業継続が困難になった一番の原因である杭の問題についても、クレイさんが悪いというよりは、海の家の撤去を受注した業者に責任があるわけで、別にとことんポジティブな性格だから失敗したという訳ではないと思うんですよね(参考:キマグレン、クイ残す…海の家「音霊」に逗子市が警告書/神奈川|カナロコ|神奈川新聞ニュース)
紅白に出場されていた頃は、チャラチャラした感じであまり好きではなかったのですが、しくじり先生の放送を見て、素直にカッコイイなと思ってしまいました
ポジティブなだけで何もアクションを起こさなければただのバカかもしれませんが、ポジティブ思考でアクションを起こし、一定の成果を挙げられる人は偉大です
「できない理由」を自分で探し行動に移さないことは誰にでもできますが、「何とかなる」と信じて前進できるのは誇るべき才能です
そんな人を見習って、私自身も成長しなければと思わされた30分間でした
TVerでの配信は11月28日(月)までのなので、お見逃しなく!