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キュレーションメディア運営企業に安易に転職してたら危ないところだった

これだけは知っておきたい「転職」の基本と常識【改訂版】

もしあの時転職してたら…

 今だからこそ完全な他人事として傍観することのできるキュレーションメディアの炎上騒動ですが、実はこれ、もしかしたら私に降りかかっていたかもしれませんでした。

 というのも、キュレーションメディアを運営している某企業からの内定を、以前頂いていたことがあったからです。

 ビズリーチで直接、企業の側から声掛けをしてもらって、面接はホイホイと進み、順調に内定まで至ったのですが、最終的に罪悪感を感じながら、その企業の内定はお断りしてしまいました。

 その理由は2つ。

 1つは、業績と今後の事業計画を何度見返しても、復調の兆しが見えなかったこと。もう1つは、転職した後に携わる仕事が、いわゆる「ステルスマーケティング(ステマ)」であって、企業が行う業務としては正当性を欠くように感じたことでした。

 

 キュレーションメディアの実態を深く知るようになったのは、今年の4月にブログを始めてからなので、当時はその辺りの事情に明るくなかったのですが、他の要因を元に正しい選択をすることができて本当に良かったなと思います。

 そうでなければ、今頃炎上騒動の対応にてんやわんやし、場合によっては自分の進退にすら影響していたことでしょう。

 

 誤解のないように言っておくと、キュレーションメディア全般が悪い訳ではなくてオリジナルコンテンツで、正しい情報を発信することができるのであればそれは有益なものになるのでしょうけれど、やはり収益第一の企業が運営してしまうと、そのような運営の仕方はなかなか難しいのでしょうね。

 特に「キュレーション」という以上、他のソースからの情報を引っ張ってくることになるのですが、著作権を侵害しない範囲で引用を行うのって、かなり難しいですしね。

 石原さとみ主演で流行っていたドラマのように徹底した校閲を行う部署があるわけでもなく、ファクトの確認も杜撰になってしまうでしょうしね。

 

 いやはや、やはり何があるか分かりませんね。人生は。