3年でエリート公務員辞めた結果…

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柳楽優弥が「ゆとりですがなにか」に出ていたとは知らなかった

#1

ゆとりですがなにか 宮藤官九郎

 今シーズンはドラマが面白いですね。重版出来も、世界一難しい恋も、99.9もグッドパートナーも、秀作揃いです。

 そんな中、際立て面白いのが「ゆとりですがなにか」。

 私自身も含まれる「ゆとり世代」をテーマにした、宮藤官九郎初の社会派作品とのことですが、お堅い感じは一切ありません。

 岡田将生や松阪桃李、吉田鋼太郎、安藤サクラ、吉岡里帆といった個性的な俳優が、素晴らしい演技をしていて、テンポよく軽快で思わず笑いがこみ上げてくるようなコミカルな作品になっています。島崎遥香さんの演技もいいですね。

 で、本作には主人公が3人いて、1人は民間企業に勤める坂間正和(岡田将生)、1人は小学校教師の山路一豊(松阪桃李)、もう1人は呼び込みをしながら東大合格を目指して11浪中の道上まりぶ。

 岡田将生や松阪桃李は普段と変わらない外見で出ているので、見た瞬間に誰だかわかったのですが、道上まりぶの役を誰が演じているのか、ずっと分からずにいました。作品の内容自体が面白いので、特に演者を調べることもなく楽しく見ていたのですが、実は柳楽優弥だったのですね。第9話でクレジットを見るまで、全然わかりませんでした。

 「誰も知らない」や「星になった少年」などの若い頃の柳楽優弥のイメージが強くて、全然気づきませんでした。ずっと見ていた皆さんは、一目で柳楽優弥だと気づいていたのでしょうか?(この記事の最初に掲載した画像の一番右なんですが、わかりますか?)

誰も知らない

星になった少年 スペシャル・エディション [DVD]

 それにしても、「ゆとりですがなにか」という作品は本当に面白い! 岡田将生が同じくゆとり世代の新入社員の山岸にパワハラで訴えられるところから始まり、松阪桃李が教育実習生として来た吉岡里帆に翻弄される毎日や、自分の道を必死で歩もうとする柳楽優弥の頑張る姿に、ゆとり世代として共感できます。柳楽優弥の父親でありレンタルおっさんでもある吉田鋼太郎に岡田将生や松阪桃李が相談するシーンは「心がポキッとね」の診療科医のシーンのように毎回面白いですし、岡田将生が会社の同期で恋人の安藤サクラと連名で退職する8話なんてもう最高でした!

心がポキッとね

 また、映像の撮り方も映画のように陰が目立つような色使いをしていて綺麗なんですよね。テレビでドラマを見ているのに、「あれ?これ映画だっけ?」と何度錯覚したことか。

 クドカンの作品って、ちょっと癖もあったりして、子供の頃は苦手だったのですが、大人になってから見るとその面白さを知ることができました。実はIWGP(池袋ウェストゲートパーク)をまだ見たことがないのですが、時間があるときに見てみたいと思います。

宮藤官九郎脚本 池袋ウエストゲートパーク (角川文庫)

 来週は岡田将生と安藤サクラの間で結婚直前にいざこざがある様子。やっぱり課長とのあの一件が響いてくるのでしょうか。次回が待ちきれません!