プレゼンの前は不安…
仕事の中で、自分が前に立って説明しなければいけない機会は多くあります。仕事の中だけでなく、学生時代にもありますし、また、社会人になってからの研修の中でもプレゼンの機会に出くわすでしょう。そんなプレゼンの前は、とっても不安になります。誰だってそうです。人事院の研修で優勝した時の私もそうでした。
しかし、その不安を解消する方法があります。それは上手なプレゼンをすること。
うまいプレゼンをすれば人から褒められ自身がつき、いずれ人前で発表することが楽しくなります。
それでは、上手なプレゼンをするためにはどうしたらいいのでしょうか。
プレゼンを成功させるコツ
1 わかりやすいパワーポイントを作る
プレゼンをする中で、パワーポイントは強力な道具です。パワーポイントがあるプレゼンとないプレゼンでは、難易度が全く異なります。
わかりやすいパワーポイントの作り方は、この本が非常に参考になります。
著者である山口さんは、ボストン・コンサルティング出身のコンサルタントですが、パワーポイント作りのコツが丁寧に記載されてます。本体はこの縦版ですが、綺麗なパワーポイントのデザインが集められた「作例集」も合わせて購入されるのがオススメです。
ちなみに、パワーポイントといえばプレゼンテーションzenが有名ですが、これは色使いなどが英語の資料向けです。また、できるだけパワーポイントに情報を詰め込まないということで、スティーブジョブズ並みにプレゼン力がある場合にはzenに従ってもいいのですが、そうでない場合にはオススメしません。
綺麗なパワーポイントを作ることで、聴衆の視線をそちらに向かせ、緊張をほぐすという効果もあります(プレゼン力がある場合は、パワーポイントに視線を向けさせるよりスピーカーに視線を集めた方が有効な場合もありますが、日々のプレゼンではその必要性は低いでしょう)。さらにパワーポイントに観客の視線を集めるためには、動きのある背景を使うと有効です。私がこれまでプレゼンで使ってきて有効だったのは、こちら(↓)のテーマです。
動きのある背景を使うと、眠い人もその動きに目を取られて目を覚ましますので、大勢向けの講義などでも有用です。
2 うまい人のスピーチを真似る
プレゼンを成功させるためには、プレゼンに適した話し方をする必要があります。見かけ倒しでもいいのです。プレゼンの際の態度が大事だというのは、次のTEDの動画をみればよくわかります。
と言っても、アクションの大きい外国人を参考にするより、日本人のスピーチを参考にした方がいいと思うので、うまいプレゼンについては次のエントリーを参照してください。
3 何度も練習する
最も大事なのは、プレゼンのために何度も練習することです。
もちろん、練習しなくてもプレゼンのうまい、口の達者な人はいます。しかし、プレゼンのうまい人が全て練習をしていないかというと、そうではありません(LIGの竹内さんも秒速結婚のプロポーズの前は何度も練習したと言っていました。)。
実際に作成したパワーポイントを使って練習することで、話すスピード、間の置き方、強調して話す点や手ぶりが身に染み込んでいきます。また、話しやすいようにパワーポイントを改善することもできます。
また、何度も練習した後によく寝るというのも大事です。プレゼンの練習で身についたものがより染み込んでいく上、睡眠をしっかり取ると滑舌が良くなります。
以上、学校ではあまり教えてくれないプレゼンテーションの方法ですが、上記の3点を意識すれば格段に良くなります。是非実践してみてください。