マーベル・シネマティック・ユニバースって知ってました?
「アイアンマン」や「キャプテン・アメリカ」、それらのクロスオーバー作品である「アベンジャーズ」、さらには最小のヒーロー「アントマン」まで、それらはマーベル・シネマティック・ユニバースとして世界観を共有しているって知っていました?
しかも! それらはフェイズに分けられていて、現段階ではフェイズ4までの構想が発表されており、「アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン」と「アントマン」でフェイズ2が終了したばかりなんです。
これまで「アイアンマン」だけしか見ていなかった方、「アベンジャーズ」だけしか見ていなかった方は、是非他の作品もチェックして、この世界観を堪能しましょう。
すでに見た作品の見方が変わるかもしれませんよ!
ところで、アベンジャーズってどういう意味?
アベンジャーズの語源は、「復讐する」という意味の"avenge"。よく耳にする"revenge"とは違って、正義に則った復讐をするニュアンスがあります。
つまり、アベンジャーズとは、正義に則って悪に立ち向かう、ヒーローたちのことを指しているのです。
フェイズ1
アイアンマン
全てはこの作品から始まりました。タイトルだけ聞くと、子供向けの作品に聞こえますが、見てみるとその印象がガラッと変わります。巨大軍事企業の社長であり天才発明家の主人公が、アフガニスタンでゲリラに囚われたことを契機に、自ら開発したパワードスーツを身につけてアイアンマンとして活躍します。
クロスオーバー作品のアベンジャーズでも、最も活躍するのがアイアンマンなので、まずはこれを見る必要があります。
インクレディブル・ハルク
アベンジャーズの中では仲間の邪魔しかしないハルクですが、どうして彼がアベンジャーズとして正義の味方側に立っているのか、この作品を見ればわかります。
アイアンマン2
マイティ・ソー
見た目は普通なのに、ハルク並みのパワーと防御を誇るソーの出自を知ることができる作品。これを見ると、「アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン」のあるシーンの理解が深まります。
キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー
盾だけで戦うヒーロー「キャプテン・アメリカ」の活躍を描きます。タイトルに「アベンジャー」を冠していることも特徴。アベンジャーズの監督ジョス・ウィードンも脚本として参加しています。
アベンジャーズ
アイアンマンやキャプテン・アメリカが力を合わせて地球外の敵と戦う本作で、マーベルのキャラクターを知った人も多いはず。フェイズ1の作品を全て見てから見ることをお勧めしますが、最低限、アイアンマンだけ見ていれば楽しめます。
フェイズ2
アイアンマン3
マイティ・ソー ダーク・ワールド
キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー
舞台はいきなり宇宙へ。アベンジャーズでは宇宙の敵と戦っているので、こういうのもありなのでしょう。
アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン
アイアンマンのトニー・スタークが、自ら作ってしまった人工知能ウルトロンと戦う自業自得感のあるストーリー。相変わらずハルクは邪魔ばかりです。
3種類のアイアンマンスーツと、綺麗なCGも見所。
アントマン
巨大化するヒーローはよくありますが、極小化するヒーローは珍しいですね。
アベンジャーズでみんなと共闘するのは少し難しそう?
フェイズ3
シビル・ウォー キャプテン・アメリカ
数々の危機を救ってきた“アベンジャーズ”が、国連の管理下に置かれることを巡り、アイアンマンとキャプテン・アメリカが対立。
エイジ・オブ・ウルトロンと同じく自分たちで種をまくのか、というツッコミは置いておいて。
本作には、スパイダーマンや、下で紹介するブラックパンサーも登場します!
ドクター・ストレンジ
これまでのSFチックなマーベルヒーローと異なり、魔術というオカルト的な超能力で戦うヒーローを描く異色の作品。
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.2
スパイダーマン ホームカミング
正式にスパイダーマンがマーベル・シネマティック・ユニバースに参戦します。
ディズニーランドに、アベンジャーズ関係のアトラクションができるという噂もありましたが、これによってその希望も潰えるような…。
マイティ・ソー ラグナロク
ブラック・パンサー
日本の日曜の朝にも出てきそうな見た目のブラック・パンサーですが、これも正当なマーベルヒーローです。
コミックでは、ファンタスティックフォーのキャラクターの一人として出てもいます。
アベンジャーズ インフィニティ・ウォー PART1
アベンジャーズの第3作は、2パートに分けて製作されています。
どんな内容になるのかは、お楽しみ。
アントマン&ワスプ、アベンジャーズ インフィニティ・ウォー PART2、インヒューマンズ
まだまだ作品は製作ちゅうです。インヒューマンズからは、フェイズ4に移行するとのこと。
ドラマシリーズも
映画だけでなく、ドラマにまで展開されています。
日本では、WOWOWか、ネット放送のNetflixで見ることができます。
エージェント・オブ・シールド
シールドだからといって、キャプテンアメリカの話ではありません。ヒーローたちを管理する組織S.H.I.E.L.D.のエージェントのフィル・コールソンと彼により結成された少数精鋭チームが様々な怪事件に挑む姿が描かれています。日本ではWOWOWで何度も再放送されています。
エージェント・カーター
エージェント・オブ・シールドの放送休止期間中に放送されていた本作。キャプテンアメリカシリーズに引き続く作品です。
デアデビル
昼間は弁護士として活動するマット・マードックが、少年時代に盲目と引き換えに得た超感覚を利用して戦う作品。時間軸としては、アベンジャーズ1の後です。
Netflixという動画配信サービスのみで放送されています。
ジェシカ・ジョーンズ
超人的な腕力、耐久力、身体能力を持ち、飛行能力も兼ね備えているというまさに最強のヒロインを描きます。こちらもNetflixでの配信です。
ルーク・ケイジ、アイアン・フィスト、ディフェンダーズ
これらのドラマも作成予定です。
最後に
いかがでしたか?
一つの世界観を、一つの作品に閉じ込めず、多くの作品で共有するスタイルはワクワクしますね。
まずは4DXでシビル・ウォーを見にいきたいと思います!