【ポケモンGO】7月20日日本国内配信開始報道の情報ソースであるTechCrunchの記事を読んでみた【日本語訳】

ヤフーニュースやロイターも取り上げる7月20日ポケモンGO日本国内配信開始報道

　ポケモンGOのリリースが待ち遠しい日々が続きますが、ついにYahoo!ニュースにも日本国内リリース日に関する記事が掲載されています。この記事自体はロイターが書いたものですが、ロイターが拠り所にしているのは、アメリカのTechCrunchの記事です。

　ポケモンGO日本リリース開始日については、デマ情報が飛び交っているので、この記事も完全に信頼できるかわかりません。そこで、このTechCrunchの記事を1次ソースとして批判的に読んで見ることにします。

　TechCrunchでは、次のようなことが書かれています。

　ポケモンGOフィーバーは、任天堂の価値を倍増させ、任天堂はソニーを完全に抜き去った。ポケモンブーム発祥の地である日本で、ポケモンGOが最終的にリリースされたとき、何が起こるか想像できるだろうか。

　さて、ポケモンGOが日本でリリースされるまで長く待つ必要はない。明日（水曜日）にも配信が開始されるからだ。ポケモンGOを開発したNiantic社は、TechCrunchからの問い合わせに応じていないものの、TechCrunchが情報ソースを確認している。

　ポケモンGOは現在、アメリカ、カナダ、ヨーロッパを含む30以上の国で遊ぶことができるが、日本はこれまで取り残されてきた。このことは、多くのポケモン中毒者を怒らせ、苛立たせている。しかし、ポケモンGOがTwitterやTinderなど主要なアプリの人気を凌ぐ様子を見てきたNiantic社は、事態を沈静化させようとしている。

　Niantic社のCEOであるJohn Hankeは最近フォーブズに対して、日本における配信の遅れは、ポケモン株式会社や任天堂を含むポケモンGOの背後に存在する企業が、日本における配信開始が生み出す通信トラフィックに確実にサーバーが耐え切るようにしたいためであると伝えている。

　Hankeは「7月末までにはリリースできると考えている」と言っている。

　日本におけるポケモンGOの熱狂的な受け入れ以上に、日本におけるリリースは他の理由で注目に値する。オフィシャルパートナーと提携する初の事例となるからだ。

　Hankeは以前から、Niantic社は、ゲーム内で特定の企業を「スポンサード・ロケーション」とすることで、既にアプリ内課金で莫大な額になっている資金を増強するだろうと言っていた。スポンサーは自らが持つ小売店などに、プレイヤーがポケモンが戦わせたり育てたりできる場所である「ジム」を作ることができ、その動きは現実世界の流れに影響を与え潜在的な売上を加速させうる。

　TechCrunchは、マクドナルドが最初のパートナーとなり、3,000以上の日本中の店舗がポケモンジムになるだろうと考えている（ギズモードが以前、両者がアジアにおけるコラボレーションに向けて動いていることを報じている）。

　ポケモンGOとマクドナルドとのコラボレーションは注目に値する。同様のコラボが今後世界中で行われ、ポケモンGOの人気が冷めない限り、Niantic社等ゲーム制作側にとっても、コラボレーションによって人を集めたい企業にとっても、儲けにつながるからである。

　日本は、オーストラリアとニュージーランドを除いてアジアで最初のポケモンGOリリース国となる。（管理人注：オーストラリアとニュージーランドはアジアに区分されることもあるため、このような記載になっています。）TechCrunchは、アジアの他の国々においても、今週か来週中にはリリースされると考えている。

　ということで、特に情報ソースは明らかにされていません。

　ただ、ここまで断言していることと、WSJの記者の望月さんがTwitter上で断言しているため、20日に配信開始される可能性は高いものと思われます。

テッククランチ（@jptechcrunch)にて既報ですが、WSJでも複数の関係者から確認を取りました。１）ポケモンGO、日本でのサービス開始は早ければ明日、２）マクドナルドとの提携も発表。詳しくは記事で。英語です。
— Takashi Mochizuki (@mochi_wsj) July 19, 2016