先輩にバーに連れて行ってもらった。でも、メニューが見当たらない。
こんな事態ありますよね。
バーテンダーさんが席の前に来て、「何にしましょうか」と聞いてくる。先輩はカクテルに詳しいみたいで聞いたこともないカクテルの名前を言うけど聞き取ることができない。「同じの」というのも気が引けるし、「ハイボール」とかいうのも気が引ける。「マティーニ」は聞いたことあるけど強いから飲みたくないし、「ウイスキー」と試しに言ってみようなら「銘柄は?」と聞かれる。「銘柄がわからなければ、どんな感じのがいいか好みを言ってみてください」と言われる。好みと言われたって、普段ウイスキーとかほとんど飲まないし、普通のを出してくれればいいんですけど…
なんて困っているそこのあなた、1杯目に頼むのに無難なカクテルを3種類御紹介します。
1杯目におすすめのカクテル
1 ジントニック
定番です。名前の通りジンベース。そこまで強くありませんし、スッキリします。炭酸が苦手な場合は、少しアルコールが強くなりますがジンライムでもバッチリです。
万が一、ジンの種類を聞かれた場合は、「おまかせします」といえば問題ありません。
2 モスコミュール
モスコミュールというと、どこの居酒屋にもある、ウォッカをジンジャーエールで割ったもの、と思いがちですが、本当はそうではありません。こだわりのあるところは、きちんとジンジャービアを使います。銅マグで出してくれるのが、暑い夏はいいですね。
3 モヒート
居酒屋でも定番のモヒートですが、バーで頼んでも全く問題ありません。むしろ、バーで頼むと、ミントの葉を潰す手間もあったり、かなり手をかけて作ってくれます。スッキリしたい時にいいですね。
以上、3種類紹介してみましたが、実際には、何を頼んでもいいですし、「メニューをください」と言っても全く恥ずかしくありません。むしろ知ったかぶりをして間違う方が恥ずかしいですからね。
(おまけ)もうお酒は…という時に
バーに連れて行かれた時点で結構酔っていて、もうお酒はいいやという時もありますよね。ただ、連れてきてくれた人の顔を潰すわけにもいかず、「ウーロン茶」とは頼めない。そんな時は、名前は普通のカクテルっぽい、これらのノンアルコールカクテルを頼みましょう。
サラトガ・クーラー
サラトガ・クーラーは、ライムジュース20ml、シュガーシロップ1tsp、ジンジャーエール適量、で作られます。見た目も名前もお酒っぽいですが、一切アルコールは入っていません。
シャーリー・テンプル
こちらもジンジャーエールの大人版のようなカクテル。子役として大活躍したシャーリー・テンプルが大人の社交場で飲むものがなくて困っているところに、バーテンダーが出してくれたため、この名前がつきました。ちなみに、シャーリー・テンプルさんはその後大人になっても外交官として活躍するほどの才女でした。
バーに行くためだけにカクテルの勉強をするのは面倒です。楽しみながら勉強したい場合は、「バーテンダー」の漫画がおすすめです。 今なら週刊少年ジャンプ公式アプリで1巻を無料で読めるので、読んでみてください!iPhoneの方はこちらから。