リカレント!

Life is either a daring adventure or nothing.

中学校の社会の授業で先生から好きな都道府県聞かれて「特にありません」って答えたんだけどさ

理不尽に勝つ

東京生まれ東京育ちの人間に「好きな都道府県」ってあるのが当たり前なの?

 中学生の時の話。

 私は小学生の頃塾に通わず、中学受験も一切しなかったため、23区内の区立の中学校に通っていたんだけど、その時にひどい経験をしたので聞いてほしい。

 地方では公立学校の方が優秀みたいな話もあるけど、東京都内の場合は優秀な生徒は基本的に私立の学校に流れるから、区立の中学校には優秀な人ってほとんど残らないのよね。だから、そこそこ勉強してれば普通に1位の成績取れるし、5教科500点満点中500点なんてこともできたりする世界。

 そんな中で、生徒会とかもやりながら、私はいわゆる「優等生」として過ごしていたんだけどさ、ある日、めちゃくちゃ理不尽なことがあったんだよね。

 その日は3年生になってから初めての社会の授業があった日だったんだけど、その授業の冒頭でいきなり40歳過ぎの男性教師が「みんなの好きな都道府県はどこかな?順番に立って発言していこう」って聞いてきたの。

 でさ、今となっては全国全世界飛び回った経験のある私だけど、うちは殆ど旅行とかしない家庭で、基本的に東京都を出たことがなかったんだよね。行ったとしても、千葉・神奈川・埼玉くらい。

 だから正直、自分の好きな都道府県とか聞かれても、全然思い浮かばなかった。東京都民によくあるように、東京都自体に思い入れは特になかったしさ。

 そこで、嘘をつくのも悪と教えられてきた私は、自分の正直な気持ちとして「特にありません」って答えたんだけど…。

 それに対する教師の反応は、

超キレてきた!!

 別にこっちはさ、悪意があってそう答えた訳じゃなくて、自分の正直な気持ちを言っただけなのに、特に理由を尋ねるでもなくてキレるって大人としてどうよ。

 しかも、新米教師とかじゃなくて、40歳超えたベテラン男性教師だからね。

 これって、自分の正直な気持ちを捻じ曲げて、嘘をつくように指導しているようなもんじゃない?

 そもそも、教室内の全生徒40人に好きな都道府県を聞くとか、教育上どんな意味があるわけ?

 ただ授業時間を潰すためだけの時間稼ぎじゃない。

 そんな茶番に付き合わされた挙句、逆ギレされるとかね。こんな奴が教師として存在していることに眩暈を覚えたよね。

 で、これに対して凄いムカついた私は、すぐに家に帰ってYahooにアクセスした。Yahooジオシティーズでその学校の裏サイトを作るためにね。

 生徒の間に積極的に広めたわけではないんだけど、意外に利用者はどんどん増えていった。まさかその数年後に学校裏サイトが全国的な問題になるなんて、その当時は思いもしなかったけどね。そのサイトでは、別に私が流したわけではないんだけど、その社会科教師に対する悪い噂が色々と飛び交っていて、その結果かどうかは定かじゃないけど、結局その翌年にはその社会科教師は他の学校に異動しちゃった。異動の知らせを聞いた後、異動先の学校の裏サイトも作って、うちの中学校の裏サイトへのリンクを貼っておいたけどね。

 ということでさ、学校とか会社とかで理不尽なことがあったら、泣き寝入りせずにアクションを起こした方が絶対にいいと思う。当時の私は無力な生徒だったからウェブに頼っちゃったけど、大人だったら裁判という公の場に持ち込んでもいいと思う。ロバの耳じゃないけど、どこかに吐き出せば楽になるしさ。理不尽な人間のせいでムカついたり辛い思いを引きずるなんて損じゃない。当事者同士で水掛け論になるより、第三者の視点を取り入れた方が問題は解決しやすいということもある。ウェブ上であれ裁判の場であれ、理屈ある主張が通るようになっているからね。

 この記事を読んでくださった方の中にも、もし何か理不尽なことがあって、多くの人の意見を聞いてもらいたい人がいれば、このブログの場をお貸しすることもできますので、ページ上部メニューバーの「お問い合わせ」からいつでも御連絡下さいね。