PS4版ファイナルファンタジーXIIが発売へ
スクウェアエニックスから、2017年にPS4版のFF12「ファイナルファンタジーXII ザ ゾディアック エイジ」が発売されるとのことです。
ベースとなるのは、北米版のFF12。
FF10のPS4・PS3化と同じ仕組みですね。
今回の移植で変わるのは、背景やキャラクターモデル、ムービー映像などの高解像度化、7.1chサラウンドへの対応、ロード時間短縮、オートセーブ機能の追加とのことです。
うーん、「主人公ヴァンの声の滑舌改善」はないんですね。
FF10の時も、高解像度の北米版に日本語が当てられていたし、それと恐らく同じで、声は当時の日本語版なんでしょうか。7.1chで「オイヨイヨ」を聞いてもねぇ。
FF12はバトルシステムが最高に面白いゲーム
なんて、定番のFF12ディスりを行ってしまいましたが、私自身は、FF12そんなに嫌いではないんですよね。確かに、主人公の声が微妙なので、日本語版を途中で辞めて、インターナショナル版の英語音声でプレイしていたことはありますが、バトルに使う「ガンビットシステム」がすごく面白いゲームです。ファイナルファンタジーシリーズの中で、一番面白いバトルシステムだと思います。
これまでのエンカウント方式とかターン制、ATBとは異なり、フィールドの中で敵と遭遇し、シームレスにバトルを開始する、FF11と似たシステムなのですが、事前に組んだガンビットに従って、自動で攻撃してくれます。ガンビットというのは、エクセルのマクロのようなもので、特定の条件下で特定の行動をするように指示をすることができます(HPが50%を切ったらケアル、火属性の敵にはファイア、など)。
このガンビットを組むのが、本当に面白い。いちいち指示をしなくても自動で回復・攻撃してくれますから、いかに効率的にバトルできるかを考えながら組んでいると、ガンビットを組む作業だけであっという間に時間が飛んでいきます。
フレアやホーリーなどの魔法の演出も綺麗で素晴らしいです。
オフラインのFFで、シームレスなバトルを実現しているのは、FF12だけなんですよね。FF13も、フィールド上での敵の可視化はしていますが、フィールド画面とバトル画面は別々ですし。
ストーリーが微妙という人もいますが、前作のFF10のストーリーが秀逸すぎて、その反動で微妙に感じるだけなのではないかと思います。
今作でFF12のガンビットシステムが見直されて、今後のFFシリーズにまた導入されたら嬉しいですね。