イギリスのEU離脱に関する国民投票の出口調査結果をYougov(ユーガブ)が投票終了直後に公表。注目の結果は…
イギリスの調査会社YouGovが独自に調査した、イギリスのEU離脱に関する国民投票の出口調査の結果を公表しました。
今回、通常の選挙で実施しているBBC(英国放送協会)による公式な出口調査は行われませんが、投資の判断材料を提供するなどの目的で、報道機関等が独自の出口調査を実施する可能性があるということは、下の記事で説明していた通りです。
今回のYouGov(ユーガブ)による結果公表は、同社が独自に、投票を済ませた人に対して聞き取り調査を行い、集計の上独自に結果を出した世論調査となります。
注目される結果は、離脱派が48%、残留派が52%で、残留派の勝利と予測しています。
あくまでYouGovによる独自の調査で、上掲の記事で述べたように、拠り所となるデータがないことからその信頼性は通常時の選挙における公式の出口調査よりは低いということを忘れてはいけません。しかし、YouGovは前回スコットランドの独立に関する住民投票に関する国民投票が行われた際に、最終結果に近い結果速報を出しています。
海外の投資家も含めてYouGovの速報値には注目しているようですが、「スコットランドの奇跡をもう一度」といった声もあり、必ずしも完全な信頼を置いている訳ではないようです。
速報における推計結果は予想通りの残留となりましたが、最終的な結果はどうなるのでしょうか。本日24日の12時頃(日本時間)までに大勢は決すると言われています。
こちらでも、結果が判明し次第お伝えしたいと思いますので、定期的な御確認をお願いします。
(おまけ)
投票終了直後の本日24日6時過ぎには、世界中からアクセスが集中してYouGovのサーバーが落ちてました…。
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