GoogleがTwitterを買収する可能性
GoogleとSalesforceが、Twitter社に対して、買収の可能性も含めた話し合いを行ったとのことです(ソース:Financial Times https://www.ft.com/content/3d561238-819a-11e6-8e50-8ec15fb462f4)。
Twitter社は先日、赤字額約100億円の事実を公表して、ツイッター有料化の議論がタイムラインを独占していました。
もちろん、これはまだ決まった話ではありませんが、先日MicrosoftがLinkedinを買収した事実を受け、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を手中に収めたいのが本音でしょう。
Googleが独自に開発したSNS、Google+は失敗に終わってますからね。
一方、最近広告でよく見かけるようになったセールスフォースはクラウドベースの顧客管理や営業支援を提供している会社。いわゆる「ビッグデータ」ビジネスを扱っています。
買収された場合、既存のツイッターサービスを続けていくためには、まず赤字の解消が問題となりますが、セールスフォースの場合にはその手法が不透明なので、できればGoogleに買収してほしいですね。
Googleであれば、Adwords(アドワーズ)という独自の広告サービスを実施しているので、それをTwitterサイトに組み込むことで比較的簡単に赤字を解消できる可能性がありますが、セールスフォースは単に他事業の黒字で補填する形になるのか、はたまた有料化の可能性もあるのか…。
ネット上には、ツイッター有料化に賛成する声もありますが、基本サービスを有料化すると衰退するのは日本社会の常で、ニコニコ動画が好例ですね。有料化して、一部のヘビーユーザーが残留しても、ライトユーザーが離れた結果、最終的にヘビーユーザーもそのサービスを見切るという流れが生まれてしまいますから。
日本人の大半にとって、他人事ではないこの騒動。今後も注目ですね。